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NEWS(学生の活躍)実践力の向上を目指した模擬授業を実施しました

2025年7月16日

 7月14日(月)、15日(火)の「特別活動?総合的な学習の時間の理論と指導法」(学部3年生?必修科目)の講義において、学級活動の模擬授業を実施しました。8月から順次実施される教育実習Ⅰを念頭に、配属される学級での自己紹介などを想定した学級活動の指導計画をすべての受講生が作成し、立候補した学生が模擬授業を行いました。模擬授業の後には、授業についてグループ交流、全体交流を行い、最後に教員からの助言を行いました。

 指導案の作成について受講生からは、「学級活動は他の教科と違って教科書がないので、作るのが難しく感じた」「どういうねらいをもって1時間の授業を計画するか悩んだ」という声が聞かれました。
模擬授業では、ACクラスは5名、BDクラスは4名の学生が授業を行いましたが、それぞれのクラスに100名近い受講者がいるなかで、緊張しながらも準備した指導計画に沿って努力する姿が見られました。

 授業を行った学生からは、「模擬授業を実際にやって、自分の考えた指導案が流れ通りにうまくいくのか、想定した学年に対してわかりやすい説明になっているのかを検討する良い機会となった。」「学活の模擬授業をしてみて、他教科とは違う難しさがあり、とても勉強になるものだった。自分の経験や、他の人の模擬授業を参考にして、よりよい実習、教師となれるように頑張っていきたい。」という振り返りがされていました。

 また、参観した学生からも、「とにかく凄いなということの連続だった。学べそう、自分でもできそうな工夫は取り入れていこうと思う。」「様々な工夫をしながら行っていたため、自分もそういった工夫を参考にしながら、今年度の教育実習に生かしていこうと思う。」というコメントが寄せられました。

 1?2年生の「学校教育の実践と省察Ⅰ?Ⅱ」では、観察することが中心でしたが、教育実習Ⅰでは、授業実習等の実践の機会が増えることになります。指導案の作成や模擬授業を通してイメージしてきた「なりたい教師像」をより明確にしながら、実習先の学校で実践力の基礎を身に付けてきてくれることを期待しています。


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